おーなーかーのー なーかーでー いーもーむーしーがー うううううーまーれーるうー
1996
監督・脚本・撮影・美術 不二稿京
いやー、まだこんなものが埋もれていたとは。こんなにキテるものが埋もれていたとは!私が知らんかっただけで別に埋もれてたわけじゃないかもしれんけど!とは!
テーマは、臓器売買。あらすじはコチラを。とっても詳しく書いてあります。
芋虫男にされてしまった戸坂(刑事) in 生物室の奥の飼育室
ハードボイルドなんだかただのチンピラ上がりなんだかわからない個性的なヌマタ
何故か唐突に嘔吐し泣いてます。
うふうふとはしゃぎながら佐伯の体に出来た気持ち悪いものをナイフでいじくりまわす女教師(広田玲央名)
もうとにかく、全体的ににちゃにちゃしている。芋虫!体液!血! って感じで、基本、にちゃにちゃしている。そのような音とか呻き声がBGM。みたいな。
で、片目のヨウコ役の不二稿京って方は、「鉄男」に出ていた女性らしいのですが、思い浮かぶのは二人しかおらず、1人は最初にキモい動きで鉄男を追いかけてくる白衣の女性と、鉄男の部屋で死闘を繰り広げる場末の年増ホステスみたいな女性しかおらず、たぶんだけど、ほんと、たぶんだけど、後者がそうだと思う。
で、本作品よりも、特典として入っていた次回作の「id(イド)」の方がおもしろそうです。
これもコチラに詳しくあります。
なんだろうな。映像を見てて、あれ思い出した。「鬼畜大宴会」。あれの気持ち悪いレトロ感というか、リアルな60〜70年代的な雰囲気というか、画面が暗くて血みどろで出演者全員ぶさいくでというか、これの完全版はどうすれば観れるんだろうか。(観る気まんまん!です!)

![]() | 無花果の顔 (2007/08/29) 桃井かおり山田花子 商品詳細を見る |
2006
監督/脚本 桃井かおり
観たい観たいと思ってて、忘れてて、偶然目に入ったので観てみた。
おもしろかった。そして色彩が美しい。目に優しい。そして心にも優しい。
特に山場があるわけではないけれど、終始桃井アンニュイかおりと石倉三郎の演技がおもしろく楽しめる。
石倉三郎扮するお父さんはある日突然死んでしまうのだけれど、その後は花子扮する娘が突然子供を産んだり、伴侶の死が全く平気そうに見えた母(桃井アンニュイかおり)が地味に精神に異常をきたしていたり、けど基本幸せそうで、とりあえずなんとかなる的な、なんてゆうか、平々凡々な人生で日々笑って過ごせることこそが幸せなんだなぁ。そう思った。地位や名誉がいくらあったって、笑いの無い人生なんて地獄だ。笑いが無くなったら人生終わりですよ。笑わない人生なんて考えられない。
庭に植えた無花果に、実がならないなぁと気に病んだり、実がなったことに気づいたり、それを眺めて喜んだり、食べて楽しんだり、そうゆうことに一喜一憂できるような、気持ちに余裕のある人生を送りたいなぁ。そう思ったのでした。
酒好きで大工で蒸かしたじゃがいもはチーズフォンデュなんぞというハイカラなものよりもイカの塩辛を乗せて食べる方が好きな父。
私もどっちかっつーと塩辛派なのですが、この前実際にしてみたら、塩辛の味が濃すぎてじゃがいもの味が殺されてるというか、蒸かしたじゃがいもに関しては、やっぱりシンプルに塩。もしくはチーズフォンデュがいいなぁ。だってハイカラだから。
庭には無花果の木。お父さんは、実がなったけど夜の間に食べてしまっただのと、幼少の頃の娘に嘘を言っていた。実は父が生きてる間、この無花果は実がなったことがなかった。
後ろで大の字に寝てる父、既にあの世の人です。通夜の為に出前を頼んだ寿司屋と話し込む母。この時の会話が妙にリアルで、「あー!そんな言い方するー!」みたいな、この状況でする会話かどうかは別として、とてもおもしろかったです。
でもって、父の遺影にする写真を探している時、娘は今まで知らなかった事実を知ってしまう。
めがねとタバコが標準語が素晴らしく似合わない娘役の花子。けど演技はなかなかなんじゃないかと思う。
赤たん
無償の愛を注ぐ対象を授かった母、花子。
エンドロールの際に、このように映像が流れるわけ。最初の方の、家族団欒のセット内で、それぞれの配役のまま、好きなようにしゃべってるようです。これがまたおもしろい。おかっぱの女の子は幼少時代の娘を演じた子。この子がまたかわいい。節子じゃないよ。
ところで、これを観た翌日に、家に無花果があった。無花果なんてもんはそうそう家にあるもんではなく、そうそうどころか、ここ数年、自宅で食べたことなんてなく、自宅どころか外でも最後に食べたのはいつだったか思い出せない(実は覚えている。イチジクの揚げ出しという代物を居酒屋で食べた。美味しかった。)くらいお目にかかることはそうしょっちゅうあることではなく、それがたまたまコレを観た翌日に家で食べることになるなんて、なんつーかあれだなー。家族間のテレパシー的な?よくわからないけどムシの知らせというかシックスセンス的な?
みたいなことは全然思いませんでしたけどね!
けどこの偶然に少し驚いた。でもってよく熟れた無花果は大変美味しいです。

![]() | アンテナ スペシャル・エディション (2004/07/23) 加瀬亮小林明実 商品詳細を見る |
2003
監督 熊切和嘉
いわゆるイケメン俳優のイメージだった人が、ここまでの演技をしていたとわ!と思った作品です。といっても、他に加瀬亮が出ている作品を観てないんですけどね。けどほんと、なんとなく、なんとなーく勝手なイメージを持っていた。これを観るまでは。 
幼い頃に失踪した妹、マリエ。その横で寝ていたユウイチロウ(加瀬亮)は、隣に寝ていたにも関わらず、気づいた事も覚えている事も何もない。そのハズだった。けど、何かを見た気がする。けどわからない。何も覚えていない。けど実家に帰ってきたことで、当時の部屋のいろんな部分を見ることで、フラッシュバックのように何かがよぎる。自分は何かを見たのかもしれない。何かを知っていたのかもしれない。その一瞬浮かぶ記憶は、とても短くて、とても断片的で、とても説明できるような状態ではなくて、本人にもどうしようもない。
母が弟(ユウヤ)を妊娠中にマリエが失踪。まもなく生まれたユウヤは、自分はマリエの生まれ変わりなのか、そう生きるべきなのか、母はそれを望んでいるんじゃないか、自分もそうしたいんじゃないか、そうすることが、マリエが居なくなってから時が止まってしまった家族の為になるんじゃないか。
彼の頭の中のアンテナが、マリエが帰ってきたと感じる。マリエが帰ってくると彼は発作を起こす。そして入院。
以上が、作品が始まって約1時間くらいの時点です。
あまりにも暗く、絶望的で、解決の糸も全くみえなくて、出口がなくて、「これってどうやって終わるんだろう。どうやってこの作品をまとめるんだろう。」などと、あまりにもの救いようのない状況に、他の作品を観ててもあまり考えないことをぼんやり思ってしまったり。
とある事情で知り合った女王様が勤めるSMクラブなんですね。で、奥の袋にはユウイチロウが入ってるんですね。で、グラグラしてるんですね。完全に客にバレるだろうってくらい動いてるんですね。
彼は中で発狂してたのです。
この時の女王様が、後々、彼にとっては精神科の先生になるわけです。カウンセラーです。
ものすごい方法で、彼は治療されていくわけです。荒療治です。
今まで押し殺してきた、無意識に封印してしまった過去の記憶を、思い出し、吐き出し、そして開放される。
だからといって、状況はすぐには変わらない。マリエは戻らない。母もマリエを待つことを辞めない。弟の病気もそう簡単には治らない。
けど、彼一人が変わるだけでも、彼の心持が変わるだけでも、何かが変わると思う。家が、家の中の空気が、ほんの少しかもしれないけれど、動くかもしれない。それはすごく些細で、本当に少しづつなんだけど、その少しづつが重なって、何ヶ月、何年後かには、家族を変えられるかもしれない。
ラスト、エンドロールに入った瞬間「ぇええー!(ここで終わりということに)」となってしまったわけだけど、やっぱりそうなってしまったわけだけど、けど、この家族は、先にも書いたように、すこーしつづだけど、3歩進んでは2歩下がるかもしれないけれど、いや、1歩半進んでは1歩下がるかもしれないけれど、なんとか未来への光が見えて来たんだな。きっとそうなんだな。
そう思わせるラスト。

![]() | エクステ (2007/08/03) 不明 商品詳細を見る |
2007
とりあえず、園子温監督の作品は全部観てみようと思ってます。
で、今回はコレで。
髪の毛ってさー、私たち皆 椿なんです とかなんとかみたいにとても美しいものとされたり、排水溝に溜まった髪の毛はもう触るのも嫌だという主婦が多いようにとても汚いものにされたりと、状況・形状によってものすごく捕らえ方の変わるものですよね、ほんと。
ものすごく長い髪の女性が居たとして、サラッサラのストレートで量も適度で色も自然な栗色だったりなんかして、または綺麗な黒だったりして、しかもその女性がすごく美人だったりした場合、その髪の毛はとても美しく触りたいものであるのに、その女性が洗髪をして、抜けて、排水溝に溜まった途端、さっきまで、つい数秒前までは美しいと思われたものが、途端になんか気持ち悪い、触りたくないものに早変わり。ふっしぎー!
これは靴下でも言えると思う。今履いてますー。別に汚れてもいませんー。脱ぎましたー。はい汚いー。ってなるよね。脱いだ途端、汚いものになるよね。ふっすぃぎー!!
で、作品はしょっぱなから ぎゃー!な感じで始まります。
死体安置所には、一見くそ真面目に感じる程、言葉使いの丁寧な男が居た。が、しかし、この男は度を越えた髪の毛フェティストだった。フェチというより、オタク?マニア?愛好家?どれも一緒?微妙に違うよね?たぶんね?どうでもええか!
死体、持ち帰っちゃいました。そしたら髪の毛が生えてきてました。
生えてるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
主人公だけが爽やか。なんかこの監督の作品には自分語りというか一人しゃべりというか、そのようなシーンがよくあるような気がする。
ちょっとこのシーン、あれ?違う。なんか違う。と思うかもしれないけれど、まぁ、我慢して見続けて欲しい。私そう思う。
刑事役に山本浩司が!知らんかっつ!私知らんかっつ!
うれしかった。得した気分。
フォークでヒッピーな今回の大杉さんは「綺麗な髪の方いらっしゃいますか〜?満たしたいよねこの町を!綺麗な髪で満たしたいよね〜〜〜」とか「ヘアーヘアーヘアーヘアー♪」とか若干「やりすぎなんじゃないか?」とも思ったけれども、まぁ、いいか!(フォークでヒッピーってなにかね。)
みるみる毛だらけになる死体。
で、フォークでヒッピーで髪の毛マニアの大杉さんが、例の死体から伸びた髪の毛でエクステを作り、それを美容室に配るわけ。そしたらそのエクステをつけた人がおかしなことになるわけ。
どうやらこの死体の女性は、過去に虐待を受けてたんじゃなかろうかと。死因は人身売買によってであり、虐待は過去の思い出なんだけれど、死の間際には走馬灯のように記憶が流れるとか言うじゃないですか。だから、この女性が死の間際に頭によぎった思い出が、エクステをつけた人に反映され、そんでもって、おかしくなってしまうんじゃなかろうかと。だから特に虐待をする母親(つぐみ)や大人を狙い、子供は助かったんじゃなかろうかと。そんなふうに思ってるんですけどね。
このシーンのこの人の演技、良かったわー。きもかった。個人的助演女優賞を捧げますよってに。
今回もつぐみの性悪女ぶりが良かったです。なんて似合うのだ。
予告↓

![]() | オールナイトロング3【成人指定】 (1996/08/09) 北川悠仁 商品詳細を見る |
1996
最近、本来のブログテーマから離れまくりんぐでブログタイトル「cinemame」じゃなくて「imomushi」にしたらいいんじゃね?みたいな意見を頂いてないので、誰からも頂いてないので、映画感想を書きます。
で、久しぶりに感想かと思えばこんなんかよ!って感じのチョイスですが、最近観た中で一番印象に残ってるのがコレなんだからしょうがない、これは、もう、しょうがない。とりあえず1つ書くってなったら優先順位断トツで1位はコレなんだからしょうがない。
もしも私が「ゆず」のファンで、中でも北川悠仁を好きだったら、しかもアイドル的な感覚で好きだったら、そしてグロやホラーが苦手だったら、「やーめーてー!」となるような映像の連続です。
けど幸い私は、特に「ゆず」のファンってわけでもないし、北川悠仁のファンってわけでもないし、アイドル的な感覚では誰も好きにならないし、そしてグロやホラーはよろこんでー!なので何の問題も無く観れました。
あ、けど、ゆずとしての北川悠仁を知ってるからか、この作品でのオタクな芝居が時々というかほとんどギャグに観えました。常に体が傾いてるところとか。
じゃーんけーん じゃーんけーん
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